毛穴あれこれ その1

にきびとは、毛穴(けあな)が詰まっ(つまっ)てそこに脂(あぶら)がたまってしまった状態(じょうたい)です。その症状(しょうじょう)により、白(しろ)にきびや黒(くろ)にきび、赤(あか)にきびなどと呼ばれ(よばれ)、対処法(たいしょほう)もさまざまです。にきびの住み家(すみか)となる毛穴(けあな)について、少し(すこし)でも知識(ちしき)を持っ(もっ)ていればにきびへの対処法(たいしょほう)や向き合う(むきあう)姿勢(しせい)も変わっ(かわっ)てくるかもしれません。ここでは毛穴(けあな)について少し(すこし)説明(せつめい)したいと思い(とおもい)ます。まず、顔面(がんめん)にある毛穴(けあな)には3種類(しゅるい)あります。うぶ毛(け)が生える(はえる)軟毛(なんもう)性(せい)毛包(もうほう)、ヒゲや髪の毛(かみのけ)が生える(はえる)終(つい)毛(げ)性(せい)毛包(もうほう)、そしてもう一つ(もうひとつ)は、うぶ毛(け)は生える(はえる)が大きな(おおきな)皮脂腺(ひしせん)を持つ(もつ)脂腺(しせん)性(せい)毛包(もうほう)です。軟毛(なんもう)性(せい)毛包(もうほう)と終(つい)毛(げ)性(せい)毛包(もうほう)は顔(かお)と頭部(とうぶ)にあり、脂腺(しせん)性(せい)毛包(もうほう)は顔(かお)のほかにも前(ぜん)胸部(きょうぶ)や背中(せなか)の中央部(ちゅうおうぶ)にあります。脂腺(しせん)性(せい)毛包(もうほう)にある皮脂腺(ひしせん)は、皮脂(ひし)を大量(たいりょう)に分泌(ぶんぴつ)する大きな(おおきな)ものなので、前(ぜん)胸部(きょうぶ)や背中(せなか)にもにきびができやすいのです。デコルテにきびや背中(せなか)にきびと呼ばれる(よばれる)ものですね。毛穴(けあな)の役割(やくわり)としては、毛(け)を生やす(はやす)ことの他(ほか)に皮脂(ひし)を分泌(ぶんぴつ)することがあります。毛穴(けあな)の奥(おく)にある皮脂腺(ひしせん)はぶどうの房(ふさ)のような形(かたち)で毛根(もうこん)にぶら下がっ(ぶらさがっ)ており、ここで皮脂(ひし)が作ら(つくら)れ毛穴(けあな)を通し(とおし)て皮膚(ひふ)全体(ぜんたい)に分泌(ぶんぴつ)されます。皮脂(ひし)は皮膚(ひふ)の表面(ひょうめん)をなめらかにして、乾燥(かんそう)から皮膚(ひふ)を守る(まもる)役割(やくわり)があります。にきびに関し(にかんし)て言えば(いえば)、どうしても悪者(わるもの)にされがちな皮脂(ひし)の存在(そんざい)ですが、皮膚(ひふ)の保護(ほご)のためになくてはならない存在(そんざい)でもあるのです。毛穴(けあな)の詰まり(つまり)がにきびを作る(つくる)原因(げんいん)となっているのですが、毛穴(けあな)には詰まらない(つまらない)ようにする自浄作用(じじょうさよう)はないのでしょうか。じつはあるのです。皮膚(ひふ)が正常(せいじょう)に代謝(たいしゃ)をしている場合(ばあい)では、皮膚(ひふ)の一番上(いちばんうえ)の角質(かくしつ)細胞(さいぼう)がはがれて毛穴(けあな)の中(なか)にたまったものは、皮脂(ひし)と一緒(いっしょ)に毛穴(けあな)の外(そと)へと排出(はいしゅつ)されます。また、毛(け)が伸びる(のびる)ときに毛(け)に付着(ふちゃく)して排出(はいしゅつ)される部分(ぶぶん)もあります。しかし毛穴(けあな)に自浄作用(じじょうさよう)があるとはいえ、皮膚(ひふ)の代謝(たいしゃ)は滞り(とどこおり)がちなので、定期的(ていきてき)にお手入れ(ていれ)をしてあげる必要(ひつよう)があります。

にきび

にきびとは、毛穴が詰まってそこに脂がたまってしまった状態です。

にきび